資金不足であれば、何らかの方法で、お金を集めることでしょう。親類などに借りることも、一つの方法です。しかし、万が一のことを考えれば、折角築いた人間関係が崩れてしまう恐れも可能性もあります。そのため、金融機関のローン商品を利用する方が、気軽な面があるでしょう。当然、借りているため、返済が必要であり、なおかつ、金利が付くため、元金以上のお金を返すことになります。計画的に利用すべきであることは言うまでもありません。
そんなローンにも、色々なものがありますが、大きな資金を得たいのであれば、不動産担保ローンが適切でしょう。その名の通り、所有している土地や建物などの不動産を担保にしたローンです。
担保とは、お金を貸す側の保険のようなものです。民法の抵当権を根拠にしたもので、お金を借りた側が返済不能になれば、担保にした物件を差し押さえられ、市場で売却されることで、貸した側がお金を回収できます。したがって、所有している不動産を担保にしたローンであれば、返済不能によって、自分の手から離れてしまうことになります。これについては、十分承知しておくべきでしょう。
また、不動産の価値は、時の市場によって変わります。これは、景気とも関係があり、当然、景気が良ければ、それだけ需要が見込めるため、不動産価格も上昇します。しかし、1980年代後半から始まったバブル経済が典型的ですが、あまりにも景気が過熱すると、実体からかけ離れた価格となってしまうこともあります。高い時であれば、それなりのお金を手にできるかもしれませんが、バブルが弾けた場合、まったく逆の動きとなってしまいます。景気動向をしっかり見ながら、不動産担保ローンを利用することも、大切なことでしょう。
不動産担保ローンは、不動産の価値があれば返済能力等の問題で融資が受けられなかった人でも借入れをすることができ、保証人が不要な上低金利で長期返済が可能という便利なローンです。銀行や大手の貸金業者が取り扱っていますので、申し込み先はいくつもあります。
しかし、高額の融資になりますので、低金利とは言っても安易に借入れ先を決めるべきではありません。
何箇所か比較して、自分に合ったところで利用しましょう。選び方としては、金利の低さはもちろんですが、窓口の応対が良いところがおすすめです。長期返済の間には、支払いができない時期があるかもしれません。そのとき、説明も聞かずに差押をかけてくるような相手では困るからです。
また、金利が同じでも、返済方式によって総支払額は変わってきますし、保証料や事務手数料といった費用も別途発生しますし、繰り上げ償還ごとに費用がかかるところもありますので、きちんと説明を受けてシミュレーションをしてもらいましょう。それから、急いで現金が必要な時には融資実行までの日数も重要なポイントです。
担保となる不動産の調査に時間がかかりますので、審査がおりるまでの大体の日数なども確認しておきましょう。